もちゆ紹介
もちもち、ぽよぽよ、ゆっくり暮らす小さな生き物たち
■ もちゆ
人の頭部のような姿をした、身体のないもち状の小型生物。
丸く横長の柔らかな身体に髪、瞳、口、種類ごとの飾りを持ち、底面を伸び縮みさせながら「ぽよん、ぽよん」と跳ねて移動する。
身体の中には餡やクリームに似た内容物が詰まっており、外皮はもちのように柔らかい。
指で押すと「むにっ」と沈み、健康な個体ならゆっくり元の形へ戻る。
成長段階は、赤ゆ・子ゆ・成ゆの三段階。
成長するにつれて身体が大きくなり、知能や運動能力も発達する。
人間の言葉を理解して会話することもできるが、考え方はどこか幼く単純。
「おもしろそう」「おなかがすいた」「ここならゆっくりできそう」といった理由で、思わぬ行動を取ることも多い。
よく跳ね、よく食べ、よく眠り、みんなでゆっくりする。
お飾りを取られると激しく動揺する。
三ゆん紹介
サヤ
さや種 / 桃色の髪 / 赤い瞳 / 二本の桃色の髪留め
元気いっぱいで、とにかく身体を動かすことが大好きなゆっくり。
三ゆんの中では最も運動能力が高く、段差や障害物も勢いよく跳び越えていく。
好奇心が強く、知らないものを見るとすぐ近づく。
考えるより先に跳ねるタイプで、失敗してもあまり気にしない楽天家。
甘いものも大好き。
普段は能天気だが、仲間が危険な目に遭うと真っ先に前へ出る。
「ゆー! サヤがいちばんはやいよ!」
「あまあまちょーだい!」
「いじめちゃだめだよ! ぷくぅぅぅ!」
瑠璃
るり種 / 長い黒髪 / 金色の瞳 / 黒い無地のキャップ
慎重で真面目なゆっくり。
小さな物音や床の振動、人間の動きをよく見ており、三ゆんの中では危険察知を担当することが多い。
何かを見つけてもすぐには近づかず、周囲の安全を確認してから動く。
サヤが無茶を始めるたびに止める役になることが多い。
ゆっくりらしい幼い言葉を使うものの、基本の口調はです・ます調。
少し素っ気なく見えるが、実際にはかなり仲間思い。
「サヤ、そこはいったらだめですよ」
「ゆっ……なんだか、へんなおとがします」
「……べつに、あなたをまっていたわけではないですよ」
ユズ
ゆず種 / 白金色の髪 / 水色の瞳 / 大きな黒いリボン
三ゆんの中で最も柔らかく、最も動かないゆっくり。
暖かくて安全な場所を見つけると、そこで一日中ゆっくりしている。
一人称は「ボク」。
普段は眠そうで、興味のないことにはかなり無関心。
ところが、人間の道具や光るもの、音が鳴るものには強い興味を示す。
操作の順番や物の配置を覚えるのが得意。
面倒事には関わりたがらないが、面白そうなものを見つけると結局自分から近づいてしまう。
「ボクいまゆっくりしてる……」
「……それ、なに?」
「サヤ、それたぶん怒られるよ。まあボクは止めないけど」