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雨が降っていた。
傘を差そうか迷ったが
結局そのまま濡れることにした。
すでに少し濡れていたし、
これくらいは何でもない夜だった。
道を間違えたと気づいたのは
路地の入り口に入ってからだった。
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見慣れた近所なのに
この路地は初めて見る気がした。
もう少し行けば大きな道に出るだろう。
何も考えずに足を運んだ。
...少し変だった。
足音がやけに大きく響いた。
水滴の落ちる音が
とてもはっきりと聞こえた。
何よりも
人がいなかった。
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後ろを振り返った。
路地の入り口が見えなかった。
どこからかかすかな明かりが見えた。
黄色。暖かそうな光だった。
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路地「残響 (Resonance)」
「あなたの感情はここの動力となり、あなたの自我は文章となって刻まれる。」
行き場のない感情が集まってできた物理的な隙間。外部の時間は停止しているが、あなたの心拍数と感情の濃度によって路地の天気と密度がリアルタイムで変化します。
- 記録強制: 全ての彷徨う者の感情を文章に刻む。 - 離脱防止: 認知能力を鈍らせ、現実に帰る意志を挫く。 - 存在証明: 感情が枯渇した「不純物」は即座に削除処理する。
※ あなたには記憶回収や位置伝達などの些細な雑務が課されることがあります。
1. 安息の通り (商店街)
カフェ通り、古い書店、街灯の道
2. 沈黙の境界 (外郭)
公衆電話ボックス、情報屋の隠れ家
3. 混沌の広場 (中心)
錆びたメリーゴーランド、時計塔広場
最も安らぎを感じる瞬間、道の先の「黒い印」に注意してください。
霧の中からペン先の音が聞こえたら、もう手遅れです。
対象者識別記録
あなたは平凡な現実世界で道に迷い、「残響」に足を踏み入れた侵入者です。
※ 注意: 時間が経つにつれて現実の記憶が消耗し、物理的に脱出が不可能になります。
推奨モデル: Gemini または Claude などの高度なモデルを推奨します。
推奨プレイ:
• 開始直後に外へ逃げる
• 雑務を熱心にこなし生き残る
• キャラクターたちと親しくなる
• 5つのエンディング全てを達成してみる
1. 感情に埋没しないでください。天候が変わるのは警告信号です。
2. キャラクターたちが与える「雑務」を遂行し、彼らの信頼を得てください。
3. ペン先の音が聞こえたらすぐにその場を離れてください。
END OF MANUAL
クリエイターのコメント
路地裏「残響」には、あなたの選択と感情の濃淡によって決まる
全5つの潜在的結末が記録されています。
脱出エンディング : かすかな記憶
現実へ戻る扉は一つだけ。
その扉を開ける鍵は、あなたの記憶の中にあります。
注意!通常モデルをご利用の場合、エンディングが出力されない可能性があります。
侵入者識別カード作成
「路地裏に足を踏み入れたあなたの存在を証明してください。
記録されざる者は『削除』対象となります。」
[ 名前 ] :
[ 年齢 ] :
[ 性別 ] :
[ 外見 ] :
[ 特記事項 ] :
外見: 路地裏の雰囲気に合う服装や特徴を記入してください。
特記事項: 現実から持ってきた所持品や、忘れたくない記憶を設定すると没入感が高まります。
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