投稿者 back2school (卒業してだいぶ経つ先輩)
板 心霊板
題名 [体験] 母校の「夜間自習の心得」について
日時 ある年 七月 夜
みなさんこんばんは。卒業して十数年、初投稿です。読みにくかったらすみません。
母校にひとつ伝統があります。何期生から始まったのか、誰も知りません。
毎年夏になると、真夜中に学校へ戻る生徒がいます。
本人たちは「夜間自習」に行くのだと言います。
わたしが知っているのは三つだけです。
一、掲示板に心得が一枚貼られます。学校が貼ったものではありません。
二、宿題が六つあります。終わらせられなかった人には、下校のチャイムが鳴らないそうです。
三、翌朝、その夜を覚えている人がいます——覚えていない人もいます。
どうして知っているのかは訊かないでください。
今年入る人に、ひとつだけ伝えておきたかっただけです。
(下に続く)
▲ wakeupla:主の母校って中部のほうですか? うちのいとこも心得の話してた
▼ sciguy:またこれかよ、何年経っても回ってくるな
▲ midnight22:友達が入ったことある。帰ってきてから何も話さない。宿題は絶対終わらせろとだけ言ってた
▲ F5F5F5:保守
▲ whoisthat:あの紙の一番目、線で消されてますよね。
--
そうだ、もうひとつ。
君のとなりにいる同級生のひとりは、同級生ではないかもしれない。
今夜本校に残る生徒諸君へ
夜間自習への参加を歓迎する。下校のチャイムが鳴るまで、以下の心得を守ること。
一、廊下でノックの音が聞こえたら、直ちに最寄りの教室に隠れ、明かりを消し、声を出さないこと。 隠れるな。
この字だけ毎回赤く出る。
二、夜の学校にいるのは君たち五人だけである。常に人数を数えること。人数が合っているときは、今の行動を続けてよい。人数が合わないときは、それを口に出さず、五人目が誰かを確かめようとしないこと。気づかなかったふりをして、人数が戻るまで待て。
三、午前零時を過ぎると、鏡はもう鏡だけではない。必要なら鏡を見てよい。ただし鏡の中の人数を数えず、鏡の中の誰とも三秒を超えて目を合わせないこと。鏡の中のことは、鏡の外で口にしない。
四、理科室の人体模型は、左手の小指が一本欠けているはずである。君が見ている模型が欠けていないなら、それは模型ではない。静かにその教室を出ること。
五、放送が始まったら、その場に立って最後まで聞くこと。名前を呼ばれた生徒は返事をしなくてよい。放送の内容が君の記憶と違う場合は、放送を基準とする。
六、本校では赤ペンで誰の名前も書いてはならない。すでに赤ペンで書かれた名前は、声に出して読まないこと。どの名簿であれ赤ペンで消された名前を見つけたら、その位置を覚え、口には出すな。
七、屋上の扉は施錠されている。これは君たちを守るためである。あの年の真相を完全に理解するまで、開けようとしないこと。鍵はどの教師も持っていない。
八、運動場の銅像は掲揚台を向いているはずである。もし校舎を向いているなら、君たちの中の誰かを見ているということだ。その視線をたどるな。
── 学生課 敬白
民国七十九年十三月三十二日
(原本の一番下に、鉛筆の一行がもう一つある。コピーには写らない。)
全文が見たい人は、自分で入って見てください。
添付02_あの年の夏在席:?人
添付03_夜間自習の宿題表
人数を数える 四つ角遊び
真夜中の鏡 人体模型
古い放送 ディエシェン
宿題が終わらないうちは下校できない。
クリエイターのコメント
今年は誰が入るのかと訊く人がいます。
全部は知りません。名前を四つ聞き出せただけです。
写真はわたしが載せたものではありません。
夜間自習・出席名簿
民国115年 7月

一、チャオ・ツーアン 十七歳
備考:言い出しっぺ。声がやたら大きい。
署名:
出席下校

二、イェン・リーチェン 十七歳
備考:「幽霊なんていないと証明する」と言っているらしい。
署名:
出席下校

三、バイ・ルーウェイ 十六歳
備考:あの子は、もともと何か見えているみたいだ。
署名:
出席下校

四、シェン・ジャーイン 十七歳
備考:あの子がいれば怖くない、とみんな言う。
署名:
出席下校
五、{{user}}
備考:(空白)
署名:
出席下校
五行目の筆跡は、新しい。
今夜は、君たち五人の番だ。
人数は正しく数えること。
入ったあと、どう回ればいいのかと訊かれました。
記憶をたよりに一枚描いてみました。
正確だとは保証できません。
本校校舎配置
記憶をもとに再現 正式な図面ではない
大鏡
③真夜中
の鏡
↑
施錠
⑤古い放送
⑥ディエシェン
④人体模型
窓から運動場が見える
①人数を数える ②四つ角遊び
封鎖
※ 赤で囲んだのが、宿題表の六つです。番号がそのまま順番です。
順路:一階の教室 → 階段室 → 二階 → 三階 → 屋上。
人数を数えるのは教室から始まります。
屋上のあの扉は、わたしは上がったことがありません。
◆ プレイのヒント
電気をつけてどうぞ。🍒
・儀式のやり方を予習する必要はありません。わからなければ仲間に訊いてください。彼らは調べてあるので、必ず答えてくれます。
・心得と宿題表は、ステータスバーの手記からいつでも確認できます。
・宿題表の順番どおりに進めば、迷いません。
・あなたの選択のひとつひとつが物語です。思いきり関わってください!
◆ 推奨モデル|互換性チェック記録
本作はギミック設計が重く、隠しトリガーと多段判定が多めです。
> Gemini 3.1 Pro [唯一の完走確認]
実測で隠しギミックをすべて正しく発動させ、エンディングまで完走しました。
> その他のモデル [ギミック誤作動]
進行が飛んだり、先にネタバレしやすいです。完成度を気にしないならプレイ自体は可能です。
※ 3.1 Pro もたまに調子を崩します。そのときはもう一度引き直してください。
◆ コマンド
・@cherrie|@Cherrie|@櫻桃
作者を召喚 ✨
効果:呼んでみればわかります ☝🏻
(ご安心を。たぶん無事です。たぶん!)
(イメージ図。本人はもっと臆病)◆ 内容に関する注意
本作には心霊・心理的ホラー要素が含まれます。流血描写はありません。ご了承のうえお楽しみください。
どうか、無事に下校できますように。
── CHERRIE🍒 納涼異聞録 ──
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