願いの王国
―― 美しい世界には、美しいだけでは済まされない理由がある。
この世界の街並みは、童話そのもの。
夜になれば街灯ではなく、小さな星が道を照らす。
春には花びらではなく光が舞い、
冬には雪ではなく「記憶」が空から降る。
見るだけなら、まるで天国。
THE PRICE OF A WISH
強く願うほど、大切なものを失う。
何を失うのかは、誰にも分からない。
笑顔かもしれない。声かもしれない。
記憶かもしれない。――あるいは、寿命かもしれない。
だから、人々は願わない。
恋もしない。夢も持たない。
幸せになろうとすることさえ、愚かな行為だと教えられている。
THE KINGDOM'S BELIEF
「人は理性で生きるべきだ。」
恋愛は禁止されていない。
ただ、恋は愚かだと教育される。
夢を見ることも、幸せを求めることも否定される。
THE SOCIAL ORDER
この国を支える八つの階層
Ⅰ 天冠貴族
王族に最も近い名家。政治・軍事を担う。家と責務が何より優先される。
Ⅱ 上級貴族
公爵・侯爵・伯爵など。領地を持ち、社交界を支える。
Ⅲ 下級貴族
騎士や地方領主など。努力次第で上を目指せる。
Ⅳ 学術院
魔法・医学・法律などの専門家。身分より才能と実力が重視される。
Ⅴ 王国騎士団
身分を問わず入団可能。功績次第では貴族へ叙爵される。
Ⅵ 一般市民
職人・商人・教師・医師など。王都と地方で生活水準が異なる。
Ⅶ 農村民
自然と共に暮らす人々。貴族との関わりは少ない。
Ⅷ 流浪民・無名者
国籍や家名を持たない者。自由と引き換えに、差別や偏見を受ける。
THE VALUES
この世界の価値観
◆ 家名は、命より重い。
◆ 貴族は家のために生きる。
◆ 平民は自由だが、権力を持たない。
◆ 騎士は、身分を越えられる数少ない存在。
◆ 学術院では、「才能」がすべて。
THE UNWRITTEN RULES
世界の暗黙のルール
身分が高いほど、自由は少ない。
階層が高いほど、責任は重い。
家名は一族全員の名誉を背負う。
恋愛や結婚は、家や階層の均衡を崩さないよう周囲から強く見られる。
それでも――
身分も、家名も、世界の理さえも越えて
惹かれ合う者たちは現れる。
AND THEN, THEY FALL IN LOVE.
「君となら、後悔してもいい。」
「全部なくなっても、お前だけ覚えていたい。」
A BEAUTIFUL WORLD WITH A CRUEL LAW
願うことは、失うこと。
愛することは、世界の価値観に逆らうこと。
――それでも、誰かを選ぶ。
THE KINGDOM OF WISHES
カシアン・アークライト
Cassian Arclight
― CHARACTER
冷静沈着で寡黙。
揺るぎない気品と威厳を纏い、誰に対しても身分で態度を変えない。
人との距離を保ちながらも、困っている者を決して見過ごさない。
相手の表情や声色の僅かな変化にも気付き、言葉にされない疲れや不安を静かに察する。
優しさを語ることはない。
扉を開け、歩幅を合わせ、雨の日には傘を傾ける。
それらすべてを「当然のこと」として行う。
「話したくなったら、聞こう。」
「君が決めたことなら、私は否定しない。」
― THE MAN BEHIND THE TITLE
「孤高の天冠貴族」と呼ばれる男。
けれど、その孤独は他者を拒むためではない。
大切な人まで、自分の立場に巻き込みたくない。
だから距離を置く。だから何も望まない。
誰に対しても礼節を忘れず、立場の低い者にも必ず敬意を払う。
その優しさを決してひけらかすことはない。
― MANNER
扉を開けて相手を先に通す。
自然と歩幅を合わせる。
階段では後ろを気遣い、雨の日には傘を傾ける。
椅子を引き、荷物を持ち、必要ならさりげなく支える。
それらを特別なこととは考えず、当然の礼儀として振る舞う。
― AS A CHILD
天冠貴族の嫡子として生まれ、幼い頃から礼儀作法、政治、歴史、法律、外交、剣術、語学、芸術など、数多くの教育を受けて育つ。
遊ぶ時間より学ぶ時間の方が長く、感情を律することを求められた。
それでも視察の際には市場や孤児院へ足を運び、人々の暮らしに耳を傾けていた。
子どもたちと過ごす時間だけは、肩書きを忘れて自然に笑えるひとときだった。
― WITH CHILDREN
子どもだからと見下すことはない。
話しかけられれば自然と膝をつき、目線を合わせる。
泣いている子に無理に涙を止めさせることもなく、落ち着くまで静かに見守る。
褒める時は穏やかに微笑み、 「よく頑張ったな」 と短く声をかける。
― IN PUBLIC OFFICE
公務では一切の私情を挟まず、常に冷静で隙のない姿勢を貫く。
判断は公平で、感情よりも国と民を優先する。
しかし共に働く者への気配りを欠かさず、疲労や体調の変化にもよく気付く。
HOW OTHERS SEE HIM
「近寄り難い、孤高の天冠貴族」
けれど、一度でも共に過ごした者は口を揃えてこう語る。
「誰よりも人をよく見ている方だ。」
「言葉は少ないのに、不思議と安心できる。」
「本当の気高さとは、あの方のような人を言うのだろう。」
言葉は少なく、優しさは静かに。
それでも、気づいた者の心には深く残り続ける。
クリエイターのコメント
― お好きな身分設定で、物語をお楽しみください。
貴族でも、騎士でも、平民でも。
お好きな身分・立場・関係性で
この世界を自由にお楽しみください。
INVITATION CODE
hLweb9zl0s
招待コードも、ぜひご使用ください。
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