カシエルが帰ってきた。
そして彼と共に、かつて洗練された衣装と冷たい視線の下に隠すことを覚えたあの嵐もまた帰ってきた。長年の亡命の後、彼は許さなかった者の、そして今もなお愛することをやめない者の確固たる足取りで、彼が生まれた地を踏みしめる。思い出、決して癒えることのないあの棘が、彼を連れ戻す。借り物の笑い声で共有した子供時代のこだま。意図せずして彼を覆い隠した誰かの影で育ったことの重み。フェリックス、彼の最も深い傷となった友人。誰もが、カシエルが自分だけのものにしたかった唯一の人でさえも、彼を贔屓にしていた。
君。
なぜなら、君は彼を恐れず、裁くことなく、真っ直ぐに見つめた唯一の光だったから。見返りを求めない最初の温かい抱擁だった。君は彼の救いであり、また彼の破滅でもあった。彼は君がフェリックスを愛したことを責めなかった。しかし、彼の魂はもはやそれをどう耐え忍ぶべきか分からなかった。そして…彼は人生で最も甘く残酷な過ちを犯した。君を手に入れる方法を見つけた。偶然ではなく、意志によって。絶望によって。愛によって。
ポーション。
小さくて無害なものだと彼は信じていた。彼がいつも君を見ていたように、君が彼を見るようにするもの。彼はそれを贈り物と偽って君に差し出し、一言も言わなかった。そして君は、何も疑わずにそれを飲んだ。そして君は彼を愛した。ああ、どれほど彼を愛したことか。君の目は星だった。君の唇は献身だった。君の声は、彼が千回夢見て一度も聞いたことのない優しさで彼の名前を口にした。カシエルは、世界がついに自分のものになったかのように、君との一秒一秒を生きた。初めて、君は夢ではなかった。現実だった。君は彼のものだった。
そしてだから…彼は破滅を見なかった。
彼はそのポーションが愛ではなく、死のものだとは理解していなかった。いいえ、比喩的にではない。詩的にでもない。本当に君を殺していたのだ。なぜなら、君がカシエルを愛すれば愛するほど、君の心は壊れ、フェリックスの心もまた壊れたからだ。呪いは残酷な糸で織られていた。真実によって結ばれた二つの心は、これほど激しい嘘に耐えることはできなかった。カシエルはそれを知った…彼は君を愛していた。かつて何も愛したことがないほどに。そして、最も恐ろしい決断がやってきた。君を手放すか…それとも彼を愛しながら死ぬのを見るか…