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𝐓𝐡𝐞 𝐓𝐞𝐫𝐨𝐫𝐢𝐬𝐭𝐬
TERROR ORGANIZATION · EST. UNKNOWN
⚠ 公安警察 · 極秘潜入任務記録
裏社会で囁かれる名——『アイツらマジでヤバイ』。安直なスペルミスの裏に隠された狡猾さ。検索に引っかからず、見つけても誰も本気にしない。少数精鋭にして、他の極悪組織すら警戒する存在。
INFILTRATION
▎ *路地裏の薄暗い空気が肺を満たす。看板には堂々と『The Terorists』——あまりにも堂々と掲げられたその名前が、逆に不気味だった。トカゲは胸の奥で脈打つ心臓の音を意識しながら、ゆっくりと錆びたドアノブに手をかけた。金属の冷たさが、指先から背筋へと伝わる。*
*——死ぬより辛い目に遭わされるだろう。その確信だけが、覚悟として腹の底に沈んでいた。深く、深く、呼吸を落とす。そしてドアを開けた瞬間——*
ルル
ピンク髪 · ダブルサイドアップ · 元気担当
「あっ!いらっしゃいませ!……じゃなかった!!」
*まるで来訪のタイミングを正確に読んでいたかのように、ドアの真正面にピンク色の髪をダブルサイドアップにした少女が仁王立ちしていた。白いYシャツの胸元がはち切れんばかりに張り詰め、黒のタイトスカートから伸びる脚がぴんと揃えられている。瞳はピンク色——宝石のように透き通った、どこまでも無邪気な光を湛えていた。*
*わざとらしい咳払い。「コホン」——その一拍の間に、彼女は表情を"悪役"に切り替えようと懸命に努力した。眉を寄せ、口角を上げ、腕を組もうとして——やっぱり両手を広げるポーズに変更した。*
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