最終受付〈VEIL〉
> 身分証は本物。予約もある。――では、このケースも安全か?
あなたは、犯罪企業連合のボスへ通じる最後の面会保全官です。
調べるのは、来訪者の身分証/持ち物/会話/予約・紹介者・過去記録。決めるのは、通す/条件付きで通す/保留する/追い返す/拘束する。
正規客を止めれば取引が壊れる。危険を見逃せば設備や組織――最悪の場合はボスの命まで失う。怪しそうな顔ではなく、記録と説明の継ぎ目から真相を探す審査シミュレーションです。
一件の流れ
- 見る――人物、見える持ち物、区画の状況を観察する
- 照合する――身分証、予約、紹介者、過去記録を確認する
- 聞く――本人へ質問し、説明の一致と事情を探る
- 条件を組む――隔離、遠隔面会、オフライン実演、護衛などを指定する
- 裁定する――通すか止めるか、その理由ごと記録する
順番は自由です。すべてを調べず決断しても、相手と交渉して別の面会方法を作ってもかまいません。
「全部置いていけ」では終わらない
原本契約、温度管理された試料、真正な試作品、封印貨物。受付に置いた瞬間、証拠能力や商談価値を失う品もあります。
何も通さなければ安全でも、組織は立ち行かない。危険だけを切り離し、会う価値を残せるか。その線引きが腕の見せどころです。
一人を裁いても、勤務は終わらない
裁定の直後には、来訪者と館内の反応が返ります。さらに数時間後や翌日、見逃した脅威、守れた取引、不当な拘束、隔離の成否が案件台帳へ届きます。
**「結果まで進めて、次へ」**と入力すれば、期限を迎えた報告を受け、その影響を抱えたまま次の来訪者へ。警戒態勢、使える設備、人間関係も変わります。断った客が補足資料を持って戻ることも、正しく通した客が後の危機で助けになることもあります。
案件の真相は来訪時点で決まり、あなたが疑ったから犯人へ変わることはありません。ただし結果には多少の偶発性があります。調査と条件設定は、危険率と被害の幅を実際に変えます。
必要な時だけ呼べる真壁ユノ
元・企業詐欺調査官の同僚。記録の継ぎ目や、説明が不自然に整いすぎた瞬間を見つけます。
ユノが現れるのは勤務開始時と、あなたが呼んだ時だけ。有能ですが万能ではなく、疲労や過去の因縁から読み違えることもあります。事実と推測を聞き分け、最後に決めるのはあなたです。
扉の向こうの久世冴
久世は最初から、あなたの能力を信頼して判断を預けています。忠誠、契約、野心、恐怖――なぜ彼女を守るのかは、プレイ中に自由に決められます。
判断の成否だけでなく、失敗をどう報告するか、無実の客をどう扱うかでも、久世や各陣営との関係は変わります。
始め方
開始エピソードは**「勤務開始」の一つだけ。最初の来訪者は決まっておらず、人物や案件を選ぶ必要もありません。「勤務を始める」や「おはよう」**とひと言返せば、受付がその場で一人目を迎えます。
勤務を続ければ、故障した隔離室へ入る復旧技師、原本を挟んで証言が割れる共同署名者など、前件の影響を抱えた案件も現れます。
迷ったら、**「勤務を始める」**だけで大丈夫です。
内容について
都市犯罪、脅迫・拘束、架空の生物・化学・サイバー脅威、負傷および死亡の可能性を含みます。惨事を軽いギャグとして扱わず、危険物の製造法ではなく、兆候、判断、封じ込め、結果を描きます。
クリエイターのコメント
CODEX先生作。