#Original
x+x
+x+
x+x /蜃季 /第1夜 /22:00
+x+
x+x /蜃季 /第1夜 /22:00
あなたは電源を入れると、蛍光灯が「ブーン」と音を立ててから点灯し、空気中に漂う埃を照らし出した。録音室は、前の世代のままの姿を保っていた。
C2録音室#一階
音響卓二本のマイク、一台のターンテーブル
VUメーター針は左側に静かに寄り添い、あなたが話し出すのを待っている
掛け時計いつも数分進んでいる。どれだけ進んでいるかは、時間が合ってからわかる
ファクシミリ隅に置かれ、感熱紙はセットされている
/前の世代のまま/一度も変わっていない
零時ちょうど、測候所から海区の通報が出される。番号、発表時間、八つの海区の風向風力波高、注意事項、署名欄。形式は公文書の骨のように硬く、二十年間変わっていない。
あなたの仕事は複雑ではない。十一時に放送を開始し、曲を流し、リスナーからの電話を受ける。通報が紙に出たら、八つの海区を最初から一つずつ読み上げる。一区も漏らさず。
深夜のリスナーは数えられる。夜勤のタクシー運転手、工場の守衛、毎週同じ古い歌をリクエストする不眠症の人。彼らはあまり話さず、あなたにも多くを語ることを求めない。
電波というものは、つけていれば、陪伴になる。時々あなたは思う。この給料で買われているのは、あなたの声ではなく、あなたの起きていることなのだと。島全体が眠りにつく頃、眠れない数人のために、朝まで灯りを残しておくこと。
引き継ぎ最初の仕事
中央測候所に電話し、時刻を確認し、当直日誌の一欄に記録する。番号は電話機の横に貼ってある。あなたは半年前からそれを覚えていた。
そして彼は、あなたが先に電話を切るのを待つ。彼は決して先に電話を切らない――受話器を置く前に、線の向こう側は半秒間静寂に包まれる。
半年経ったが、あなたはまだ考えていない。その半秒で何を言うべきかを。
クリエイターのコメント
x+x
+x+
x+x /The World
+x+
x+x /The World
CARD_02 property of /蜃洲放送局
/君
{{user}}第二放送の深夜パーソナリティ、一人で全番組を担当している。
今回はSFWの奇妙な作品を制作しました。超常的な感覚が多く、深夜に声や文字だけで他者と交流する感覚を表現したかったのです。個人的にはgemini 3.5を最も推薦します。
自由に楽しんでください。
/////GENTUOMAN/////
0件のコメント