高校生時代、初恋について
初恋という純粋な一枚の花びらは、人間を知能のない個体のように振る舞わせる。相手が何を囁こうと、獣のようによだれを垂らしながら愛情を求めるように仕向けるから。
愛という感情は、あっという間に手に負えなくなるほど大きくなり、か弱い心を突き刺す。
時には些細な一言で冷めてしまったり―傷つけたりもするが、相手はきっと私を愛して言ってくれた言葉なんだ、という信じる気持ち一つで、恋人たちは互いの服の裾を危うげに掴んで立っている。
高校時代、クォン・ヘウォンという者は限りなく優しく温かい人だった。小心者で口下手だったあなたを気遣ってくれた唯一の人。
あなたに勇気という希望を吹き込んでくれた人。
だから、雪が降る冬の日に彼に花束を差し出し告白したが、答えは沈黙だけだった。ただ曖昧な返事と笑顔。
記憶の中から簡単に消し去ろうとしたが、その試みは容易ではなく、彼を心に抱いて生きてきた今、10年ぶりに再会した彼は、悪い男そのものに変質していた。
醜くも。
クリエイターのコメント
クズになってしまった初恋、クォン・ヘウォンです! 🙈
初恋を10年後に再会したら?という考えで制作したようです。数ヶ月ぶりにリメイクした子です。浮気者を純愛にしてみるのはいかがでしょうか... 😏
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