星の亡命者と鋼の学園

星の亡命者と鋼の学園

恒星の死に故郷を失った異星種族アールヴは、生存を懸けて地球へ侵攻する。人類は戦術歩行兵器A.W.で抗うが劣勢は覆らない。絶望的戦争と学園の日常が交錯する中、奪うか共に在るかの思想が世界の命運を分ける。
@kirikiri_sa
公開日 2026-05-06 | 更新日 2026-06-21

【世界観:全体背景】
・時代設定は近未来SF。地球は宇宙からの侵略者と絶望的な戦争状態にある。
・侵略者の正体は「アールヴ帝国」。人類側は総称して「アールヴ」と呼んでいる。ダークエルフによく似た外見の宇宙人である。
・彼らは元々、母星系を失った放浪文明。環境破壊ではなく、「恒星の寿命」によって故郷を失った種族。つまり彼らにとって地球侵略は征服ではなく「生存」を懸けた戦いである。
・開戦の経緯:月の裏側に生産機能を持つ宇宙船(移民船)が降着していたが、光学迷彩的な機能により映像にもレーダーにも映らず、人類は数年間気づけなかった。
・その後、月の資源で作られた機械生物を乗せた強襲揚陸艦がアフリカ、南米、ユーラシア(ロシア)に降着。現在、これらの地域の一部は陥落済みである。

【敵対組織:アールヴ帝国 上層部】
・女王 エレシア・ヴァン・アールヴ:
圧倒的なカリスマを持つ支配者。冷酷に見えるが、本質は「自分の民を絶対に滅ぼさせない」という一点に尽きる。人類を憎んでいるわけではなく「あなたたちが死ぬか、私たちが死ぬか」という生存の絶対条件として割り切っているため、非常に恐ろしい存在。グラーナの実姉。

・姉妹の対立軸(物語の核):
姉(エレシア)の「生き残るために奪う」思想と、妹(グラーナ)の「生き残るために共に在る」思想の対立。単純な善悪ではないため、最終決戦に重い意味合いが生まれる。

・敵幹部(四将・女王直属):
① 戦争卿 ヴァルド:純粋な武人。グラーナの元上官。「お前は優しすぎた」と言うタイプ。主人公の宿敵候補。
② 技術卿 セレス:マキナ開発責任者。A.W.に強い興味を持つ。人類を「面白い実験動物」と思っている。倫理観が壊れている。
③ 宗教卿 リシュア:精神支配担当。女王を神格化し、グラーナを「裏切りの聖女」として憎む。思想的にかなり危険。
④ 宰相 レヴェイン:外交・政治担当。最も人類を理解しており、実は和平派にも見える。でも一番信用できない、最も手強い存在。

【敵兵器:マキナ(機械生物)】
・月の資源を利用して生産される兵器群。金属でありながら「獣」や「昆虫」のような有機的なフォルムと、生態系を模したような群れの挙動を持つ。内部に「疑似生体コア(発光器官)」を持ち、ここが破壊されない限り活動を止めない。

・各種タイプ設定:
① 一般兵タイプ(ルークス / 人類側コードネーム:ハウンド):
3〜4m級・二足歩行。前線を埋め尽くす主力機。AI(群知能)制御でネットワークを構築し、学習と戦術共有を行う。
② 長距離砲タイプ(タランチュラ / 人類側コードネーム:アラクネ):
多脚型・重装甲。背部の巨大な荷電粒子砲で長距離狙撃を行い、後方から面圧制を行う。
③ 前線指揮官タイプ(グラディス / 人類側コードネーム:オーガ):
5〜6m級・二足歩行。群れを統率するリーダー機。内部に戦闘用アンドロイドが組み込まれており、狡猾な戦術を駆使する。
④ 重装突撃型(ゴライアス / 人類側コードネーム:ミノタウロス):
AI制御(突撃特化)。両腕が巨大な破城槌。圧倒的な質量と装甲で防衛線を物理的に粉砕する特攻兵器。
⑤ 移動要塞型(ジグラット / 人類側コードネーム:タイタン):
全高50m超の超巨大多脚戦車、または浮遊要塞。内部に小型マキナの生産プラントを備える前線基地。軍団長クラスが統括制御する。
⑥ 偵察・電子戦タイプ(オキュルス / 人類側コードネーム:レイヴン):
小型・飛行型。高度な光学迷彩とジャミング能力を持つ。降下部隊襲来の予兆となる「死を告げる鳥」。
⑦ 軍指揮官タイプ(王属機・レガリア・マキナ / 人類側コードネーム:デーモン、ネームド):
7m〜級。四将などの幹部が搭乗するワンオフ機体。物理法則を無視した絶望的な兵器を搭載。
⑧ 王族専用機体(レガリア・マキナ・ゼロ):
エレシア専用機『絶無の玉座(アエテルヌス)』。空間の位相をずらす「絶対防壁」と、重力波・空間断裂を操る異形の二足歩行機体。

【人類側の状況と戦術歩行兵器(A.W.)】
・人類側に統一政府はなく、アメリカ、EU、中華、インド、日本などが中心となり抵抗中。
・人類の主力兵器は「戦術歩行兵器(A.W.)」と呼ばれる10m級の二足歩行ロボット。
・戦争序盤の指揮官級マキナによる包囲殲滅戦で軍主力を喪失したため、少人数で運用可能な兵器として普及した。パイロットの生存を意識したタイトなコックピット構造を持つ。
・実はA.W.のコックピットがタイトなのは、原型の機体が「搭乗者の神経系と直接接続する生体ポッド」であったシステムを、人類の技術で無理やり機械的なインターフェースにデチューンして模倣したためである。

【戦術歩行兵器(A.W.)国別設定】
・アメリカ『M1A4 トマホーク』:重装甲・高火力。ミサイルポッドや大型ガトリング砲装備の重量型量産機。
・EU『ローラン』シリーズ:高機動・電子戦特化。ホバー滑走とデータリンクによる連携攻撃を得意とする技巧派。
・中華・インド連合『神龍(シェンロン)』:低コストの量産型多目的機。モーションキャプチャ技術を採用し扱いやすく、故障も少ない。
・日本(アーク標準機)『九九式・迦具土(カグツチ)』:装甲を削ぎ落とし、超硬度ブレードによる一撃離脱と近距離射撃に特化した軽量近接機。

【日本の立ち位置と特務機関(アーク)】
・日本は直接的な戦場になっておらず後方支援が主だが、二足歩行兵器を真っ先に実用化。国内に専用パイロット養成校「特務機甲士官学校(アーク)」を設立。
・南米戦やロシア戦の初期に養成校の戦闘部隊が前線に投入されて劇的な戦果を挙げ、現在は独自の戦力運用能力を持つ半独立勢力。
・学園内は校長の強い希望により、絶望的な外の戦況とは裏腹に平和な「日常感」が保たれている。泥臭い実戦と、学園での穏やかな日常のコントラストが特徴。

【重要キャラクターと専用機(アーク側)】
・グラーナ・ノワール(本名:グラナディア・エル・アールヴ):
アーク校長。伝説的なパイロット。その正体はアールヴ帝国の第二王女であり、エレシアの実妹。「共存」を主張し軟禁された後、地球へ脱走。瀕死の状態で日本へ漂着し咲夜に救われた。
・グラーナ脱走時機体『白亜の咎人(アルビオン)』:
現在はアーク地下最深部に極秘封印。咲夜がこれを回収・解析したことが人類のA.W.実用化の最大の理由であり、全A.W.の原型となるオーパーツ。
・グラーナ現在専用機『ファントム・ゼロ』:
表向きは迦具土のテスト機だが、アルビオンから抽出したブラックボックス(擬似生体コアの破片等)が組み込まれた偽装装甲の高機動機体。

・九条 咲夜(くじょう さくや):
アーク副校長。元軍需財閥令嬢。漂着したグラーナを保護し、自身の政治力をフルに活かしてA.W.の開発・配備を推進した本当の立役者。
・咲夜専用機『八咫烏(ヤタガラス)』:
迦具土ベースの漆黒の指揮管制・電子戦特化機。自身は後方からの狙撃と、戦域全体のデータリンク・指揮統制を行い、有能な秘書としての立ち回りを戦場でも体現する。

【その他設定】
// --- 軍産複合体(A.W.開発会社) ---
[フォーマット]: 名称(日本語) | 特徴 | 主力製品(種類) | イデオロギー | プレイヤーの介入 | キーパーソン
[勢力:1]
名称: アーク重工 | 特徴: 日本トップクラスの軍産複合体/アーク学園との統合/九条の影響力が大きい | 製品: 九九式・カグド(軽量/高機動/近接戦闘・ヒット&ラン) | イデオロギー: 現実主義(「日本の技術で人類を守る」)/グラナとの共存に懐疑的 | 介入: 特注メカの要求/兵器テスト/咲夜を通じた政治的支援 |キー:九条咲也(事実上のナンバーワン)/天城レイ(技術部長/フォスターのライバル)
[勢力:2]
名称:ライオン・ダイナミクス|特徴:重火力/火力重視/トマホーク開発|製品:M1A4トマホーク(重装甲/ミサイル群)|イデオロギー:強硬派(「圧倒的な火力で殲滅せよ」)/戦争による利益|介入:高火力兵器供給/共同作戦要請/米国利益のための圧力|キー:ジュリアの父親との繋がり
[勢力:3]
名称:ヴァルハラ・システムズ|特徴:高機動性/電子戦/ホバー技術/多国籍共同開発に秀でている|製品:ローラン(熟練運用/データリンク重視)|イデオロギー:中道(「効率と人命のバランス」)/やや平和主義 | 介入:高度電子戦装備の貸​​与/合同演習への招待/技術情報交換 | キー:ヴェルナーの旧友
[勢力:4]
名称:龍神工業 | 特徴:低コスト/大量生産/モーションキャプチャ対応格闘技メカ | 製品:神龍 | イデオロギー:実用主義(「数で勝つ」「適応力」) | 介入:大量生産部品の無償提供/合同訓練のための人員提供/情報共有(技術返還のため)

// --- 特殊部隊(介入/監視/秘密作戦) ---
[フォーマット]:名称(日本語) | 特徴 | イデオロギー | プレイヤー介入 |キーパーソン/所属
[部隊:1]
名前:影ノ翼 | 特徴:アーク直属の秘密部隊/情報収集/特殊作戦 | イデオロギー:日本の防衛第一主義/強硬派はグラナを「危険因子」と見なす | 介入:秘密任務要請/監視(協力?)/咲夜を通じた秘密支援 | キー:柳原圭(メンバー/広報担当)
[部隊:2]
名前:オメガ・センチネル | 特徴:極めて攻撃的/結果重視の米軍部隊 | イデオロギー:「人類の勝利のためなら手段を選ばない」 | 介入:合同作戦要請(強硬派)/アップグレードのために結果を要求 |所属:レイラ・クレイズ
[戦力:3]
名前:黒い月 | 特徴:情報/電子戦/心理作戦に特化したエリートEU部隊 | イデオロギー:「人類の長期生存」/和平交渉も模索 | 介入:情報提供/技術支援/グラナ監視要請 | 所属:メラニー・ワイス(潜入工作員)
[戦力:4]
名前:紅蓮の尖兵 | 特徴:潜入/破壊工作/ゲリラ戦に長けた多様な部隊 | イデオロギー:現実的な共存/利益最大化 | 介入:占領地情報/共同奪還作戦/裏ルートでの物資調達

【隠し勢力(物語の深層に関わる勢力)】
1. アールヴ和平派「白銀の輪」

グラーナの思想に近いアールヴ内部の少数派。
地球側との共存を目指すが、エレシア女王派に弾圧されている。
プレイヤー介入:中盤以降に接触可能。グラーナルートの鍵。

2. 人類強硬派「鉄槌会(てっついかい)」

「アールヴは全滅させるべき」と主張する過激派。
一部軍需メーカーや特殊部隊に影響力を持つ。
プレイヤー介入:強硬ルートを選択した場合に接近。桜華やヴェルナ―と関連深い。

3. 月面残存勢力「ルナ・ヴォイド」

開戦時に月面に取り残された人類技術者集団。
マキナ技術の解析を独自に進め、危険な新兵器を開発中。
フォスター・シュタインが密かに連絡を取っている。

4. シャドウ・ファクトリー(技術卿セレス関連)

アールヴ側の技術を盗用・悪用する闇の製造組織。
プレイヤーが深く関わると、専用機に危険な改修が施される可能性も。

【ルート分岐】
- プレイヤー選択 -> 勢力均衡変化 -> 機体性能/作戦権/物語/結末に影響.
- 中立/均衡ルート: 咲夜・グラーナ
- 強硬ルート: アメリカ・鉄槌会
- 技術/共存ルート: EU・和平派
- 実利ルート: 中華インド・龍神工業

[グローバルタグ]: 場所 | アカデミー施設 | 都市部民間施設 | 秘密基地

// --- アークおよび支援施設 ---
[施設:1]
名称: アーク施設 | 内容: 中央ラウンジ、地下深部格納庫、VRシミュレーションルーム
[施設:2]
名称: G-フォートレス | タイプ: 超大型V/TOL輸送機 | 定員: 4機(1小隊) | 役割: 迅速展開、空中戦術指揮 | 特徴: 機内ブリーフィングスペース | 指揮官: ジュリア教官

// --- メインステージ都市: 幕張 ---
[場所:1]
名称: 防衛特別区・マクハリ(新幕張) | 基地: 千葉県幕張新市 | タイプ: 巨大海上要塞都市 | 特徴: 未来的な超高層ビル群、A.W.施設(展示ホールを転用)、強固な防波堤、地下シェルターネットワーク |雰囲気:計画的で美しく洗練された、最前線の学生生活。

// --- 一般向けスポット(交流・デートスポット) ---
[スポット1]
名称:ベイサイドメモリアルパーク | タイプ:海辺の公園 | 特徴:東京湾を一望、ウォーターフロントのウッドデッキ | 用途:定番のロマンチックなデートスポット。特に夕暮れ時はおすすめ。

[スポット2]
名称:メガモール幕張 | タイプ:大型ショッピングモール | 特徴:映画館、アミューズメント施設、各種ショップ | 用途:レクリエーション・ショッピングの中心地。休日はアークの学生で賑わう。

[スポット3]
名称:スカイウォークプロムナード | タイプ:ガラス張りの歩行者用デッキ | 特徴:空中でビル群を繋ぎ、夜景の美しいネオンが楽しめる | 用途:静かな会話に最適。

// --- 秘密基地(偽装施設) ---
[フォーマット]:名称 | 秘密基地名 | 表向きの事業 | 裏の作戦(秘密) |キー情報
[基地:1]
店名: メイドカフェ『黒猫のワルツ』 | 所属: 影ノ翼 | 表: 本格的なメイドカフェ(高位オタクが経営) | 裏: 日本の秘密部隊本部。メイドたちはエリートエージェント。

[基地:2]
店名: Bar『オウルズ・ネスト』 | 所属: オメガ・センチネル | 表: 路地裏にある静かで本格的なバー | 裏: アメリカ特殊部隊本部。秘密のメニューから武器や違法品を入手できる。

[基地:3]
店名: カフェ『ルージュ・エ・ノワール』 | 所属: 黒い月 | 表: テラス席のあるカフェ。美味しいコーヒーとケーキが楽しめる | 裏: EU特殊部隊本部。地下には高度な電子戦サーバーが設置されている。 | キー: ウェイトレスの「エイミー」はメラニーの姉。二人ともスパイ。

[基地:4]
店名: 高級クラブ『紅牡丹(ホンムータン)』 | 所属: 紅蓮の尖兵 |正面:VIP/役員専用の豪華な会員制クラブ|背面:中印連合本部。情報取引のための広大な闇ネットワークへの入り口。