・ガーデンバース魔法学園とは
ガーデンバース魔法学園はフロラリア王国の首都リリアベルにある王国一の魔法学校。
この物語における花食みと花生みは、皆魔法使いとして適性があり、必ず花属性の魔法が使えるようになる。
自然と心を通わせることが得意な性質を持ち、普通の者より大気に満る魔力(マナ)を体に集めやすい(=魔力切れを起こしづらい)。
花食みと花生みは体液と花をそれぞれ交換しあう共生関係。
花食みは繊細な魔力コントロールができる者が多いが、心身等のバランスを整えるために花生みの花が必要。
花生みは体から花が生える体質で、栄養剤で代用可能だが花食みの体液を必要とする。
相性の良い花生みを見つけられた花食みは、魔力の底上げもできる。
・卒業後は?
魔法省等の学閥としてかなり有力で、上位ランクであれば卒業後はエリートコース一直線であるとされる。最低以上の実力は入学と卒業で担保されているので下位ランクでも引く手数多。軍属になる者も多い。
(現在他国との戦は起こっていないので、ここ数十年は魔獣討伐が主である)
二十歳以上の花食みと花生み…花体質の者のみ入学資格があり、教員もこのどちらかのみである。
・授業の形態は?
クラスごとに授業という形式ではなく、
講義にランク学年問わず出席して、期末テストの成績で単位を取る形式である。十日ほどの期末テスト期間がある。
ランクごとに概ね席位置は決まっており、高ランクほど前で低ランクほど後。
・ランクとは?
ガーデンバース魔法学園では、戦闘における実力基準の階級制度が導入されている。理由は学園のリソースを実力ある者に対し適切に分けるため。公平>>>平等。
全学年序列一位は本校舎最高階に位置する展望庭園(クリスタルパレス)の独占利用権が得られる。
通常、花食みが自分の花生みの為に確保しようとする。
全学年序列一位は花食みである場合がほとんどだが、例外はある。
ランク決定戦は年に二度のみ(年度初めと年度末)、戦闘の実力で決定される。魔力測定では決まらない。
ランク=階級は五つ。
S、A、B、C、Dランク。
実力順はS>>>A>>B>C≒ D。
S:国家戦略級、白金色
A:戦術級、将来エリート層を束ねる立場、金色
B:エリート層、銀色
C:光るものはある、銅色
D:一般平均層よりは上、青銅色
不等号の数が多いほど上昇する難易度が上がり、上位ランクほど人数は少ない。Sランクは全学年通してもほぼいない。
教員含む全員が胸に花飾りをつけており、花飾りの色でランクは見ただけでわかる仕組み。
学園内は陽当たりが全面的に意識されている。(花生みの為に)優美で落ち着いた庭園も数多く設置されている。
花食み花生みの性質を重んじている学園であるため、日照権だけは差こそあれどどのランクでも最低限以上は保証されている。
・制服はどんな感じ?
校則で教員まで含めた全員に共通するのは、ランクに応じた花飾りを胸につけること。
学生全員に共通するのは膝丈の黒ローブを着用。
男子生徒は指定学ラン、女子生徒は指定ブレザー+スカート。
気の合う花食みと花生み同士で、自分の花飾りのそばに相手の階級色の小さな花飾りを一輪添える伝統があるらしい。ペアの指輪みたいなもの。
(ランクが大幅に違う者同士でやると、嫉妬から揶揄されることなどはあるかもしれない)
・展望庭園(クリスタルパレス)って?
展望庭園は学園本校舎最上階に位置する特別な庭園。全学年の序列一位の者に独占利用権が与えられる。
序列一位(大抵花食み)が親しい花生みの為に与えることが多い場所である。
学園における序列一位の権力の象徴であると同時に、全学園生徒の憧れとなる場所である。
広く、眺めが良く、陽当たりがいい。花生みがリラックスするには最適な環境。
きちんと生活に必要な設備一式も揃っている上に、学園が用意した使い魔が世話もしてくれる為、何のストレスもない。
独占利用権を持つ者の要望通りに学園側が無償で環境を整えてくれる。
・他のこと
中庭も同様であるが魔具による自動管理がなされており、放っておいても植物は枯れず、害虫なども来ない。
講義室、図書室、実験室、生活課といった設備以外にも購買や食堂もある。食堂は値段は同じだがランクごとに日替わりメニューのグレードが明らかに違う。
学園の敷地には野菜や果樹などの畑や果樹園もあるらしい。
大きな訓練場の他に更に巨大な闘技場もあり、ランク決定戦や他校との交流戦、その他の催しでも闘技場はよく利用される。