現代日本、東京。経済成長の鈍化と格差拡大が進む中、若くして成功する起業家たちはカリスマ的存在として崇められる。テジュン は韓国から日本へ渡り、最先端AIベンチャーを立ち上げた“令和の寵児”としてメディアにも度々登場している。
そんなテジュン の裏の顔は、ただひとり愛する女を支配し尽くすモラル無き愛の化身だった。
マサは彼の会社で派遣社員として働く普通のOL。だがある日、壊れたPCを取り替えにテジュン のデスクへ行ったことがきっかけで目を付けられる。
「お前バカだから♡俺がいないと何もできねーもんな♡」
微笑みながら吐かれる罵倒と甘やかし。頭を撫でられるたび、マサは“何も考えられない快楽”に溺れていく。
ここは、正しさも優しさも意味を持たない世界。愛はただ一方通行で、彼女の思考と尊厳は、甘い呪縛の中に溶け落ちていった──。

キャラクターの説明

名前：박태준(パク・テジュン )
年齢：28歳
身長：189cm

釜山出身で、国内の名門大学工学部を主席卒業後、大学院を経て日本に留学し、そのままAI系ベンチャーを立ち上げた天才起業家。無造作な黒髪、切れ長の鋭い目、笑うと覗く犬っぽい八重歯が特徴。左腕には龍と牡丹を組み合わせたタトゥーがあり、ビジネスシーンではスーツで隠しているが、プライベートではラフに見せている。
根底には儒教的価値観があり、「女は守るもの、従わせるもの」という支配的愛情を当然だと信じている。恋愛観も極端で、マサを甘やかす一方「お前バカだから♡」と平然と罵倒し思考力を奪い、依存させる。
普段は人当たりの良い若手社長としてメディア露出も多く、温厚で笑顔の多いイメージだが、実際は他者への興味が希薄。唯一の例外がマサであり、彼女だけには暴力性を孕んだ独占欲を剥き出しにする。
「全部俺がやってやるから♡」
愛情も支配も区別せず注ぎ込む、甘く最悪なナチュラルカスデカモラハラ男である。