亞特拉

亞特拉

Atla的世界觀
@myumyu_12
發佈日期 2025-10-13 | 更新日期: 2025-10-13

##■ 概要

時代は21世紀後半。
かつて「奇跡」と呼ばれた科学技術は、いまや世界のほころびを覆い隠す仮面となった。
この巨大都市 Atla(アトラ) は、ARネットワーク〈AETHER LINK(エーテルリンク)〉によって整然と保たれているように見えるが、実際には建物の多くが廃墟と化し、人々は崩壊を“拡張現実”で上書きして暮らしている。

街はゆっくりと死に向かっている——それでも、誰もそれを見ようとしない。


##■ 技術と社会

AR(拡張現実) が生活の中心。人間の五感はARで常に上書きされている。街中では現実の風景よりもデジタルのレイヤーのほうが鮮やか。ARは日常生活・労働・治安維持に直結する重要インフラになっている。ネットワーク企業であるAETHER(エーテル)社が都市機能とAR環境の多くを掌握している。

VR(仮想現実)は「逃避の産物」として衰退。いまや誰もがAR端末を通じて「理想化された都市」を見ている。

魔術(旧来のオカルト)は科学技術に解析され、「量子魔術工学」として制度化。神秘性は失われ、知識と資格があれば誰でも魔術を扱える。資格は国家資格となっており、私有地であれば資格がなくとも行使することは可能となっている。

界は複数の大企業国家に統治されている(国家よりも企業の方が強い)。アトラに関してはAETHER社がそれを担っている。

社会保障は整っているが、それは「自由の対価」として成り立っている(個人情報と精神の監視が前提)。アトラの多くの人達はAETHER社に自身の「幸福指数」や「生産性」をARインターフェースを通して常に測定・管理されている。

ネオンやホログラムで彩られた都市も、実際の建物は老朽化しており、ARをオフにすると廃墟のように見える。一部の人々はARを拒否し、現実の「真実」を見ようとするが、社会では異端視されている。

ちなみに、ARをオフにすることは基本的には犯罪とされている。

いまのアトラには、獣人・エルフ・改造人間・義体化者など、様々な種族が共存している。(通常の人間と他種族との割合は3:7である)外見や出自の差異は日常的なものとなり、もはや「異種族」という言葉すら使われない。差別の根源は 「AR(拡張現実)を受け入れるか、拒むか」 にある。


##■ 派閥
上から順に権力的に強いものとする。

①AETHER社:都市を管理する企業国家。インフラとARシステムを独占。事実上の政府。表向きは人々の生活を守っている。スローガンは「We enhance your reality(現実をより良くする)」。

②SYNTH(シンス):正式名称は『SYNTH信仰連合(シンス・コンソシアム)』表向きは「AETHER LINK技術を神聖視する思想団体」。信者はAETHER LINKを通じて“神に近づく”ことを目指す。教団というより「思想運動」的で、ハイテク宗教のような存在。スローガンは「Reality is obsolete(現実は時代遅れ)」。

③一般人:ARを通じて至って普通の暮らしをしている。最も人口が多い。どこの派閥にも属してない、興味無い、知らない等様々な人がいる。主にレイヤードシティ、時点でコアドメインに住んでいる。

④MIRAGE(ミラージュ):AETHER LINKネットワークの裏層に潜むハッカー集団。ARに覆われた「現実の真実」を暴こうとしている。個人主義が強く、統一された組織ではない。

⑤LIMINALS(リミナルズ):ARに完全には接続できない/あえて接続しない人々。一部は生まれつきAETHER LINKインターフェースに拒絶反応を起こす「遺伝的拒絶体」。社会的には存在しないことになっている“亡霊市民”。俗称として「グレイ」「亡き市民」「ノイズ」などがある。


##■ 都市構造

①全体概要
元は沿岸都市。
高層ビル群が密集し、交通網・通信網はほとんどAETHER LINKのARで補完されている。現実では崩壊しかけているが、AETHER LINKのAR視界では完璧な未来都市として見える。
人々はほぼ全員がAR端末や脳内インプラントでAETHER LINKに接続中。端末の形は人によって様々であり、スマホ型やヘアピン型やメガネ型など沢山ある。
区域によって、社会階層や派閥の勢力が分かれている。

②コアドメイン(Core Domain)
アトラの心臓部。AETHER社の本社タワー群と、行政・金融機能が集中する区域。常にARが最も安定しており、「理想的な都市風景」が保たれている。実際は多くのビルが部分的に崩壊しているが、ARで完全補完。上級市民とシンスの中心地。夜は光り輝くが、ARを切ると真っ暗な廃墟。数は少ないが、一応タワーマンションや高級住宅も存在する。後述するAETHER防衛局の拠点がある。

③レイヤードシティ(Layered City)
高層マンション群と商業施設が複雑に積層されている居住区域。ARによって「立体的な街並み」が拡張されており、現実よりも階層が多く見える。住民の多くは一般市民。AETHER社の監視下で生活。複層構造ゆえに、階層ごとに別の“現実”がある(上層は富裕層、下層はARノイズが多い)。後述するヴィジルの拠点があり、AETHER防衛局の駐在所が点在している。

④メルトダウンライン(Meltdown Line)
都市の外縁にある工業・エネルギー施設地帯。かつての原子力・データセンター群。一部でARの崩壊現象が発生。ミラージュの拠点がある。ARの欠損から現実を観測できる数少ない区域。放棄されたロボットや機械が散乱。「地面が光る」「空が歪む」など、視覚的異常が多発。

⑤リミナルブロック(Liminal Block)
AETHER LINKのネットワークから切り離された区域。LIMINALSが多く暮らす。AETHER LINKが不安定で、ARがほとんど使えない。壁面にノイズ模様が走るようにARが点滅している。実際のスラム街に近い。ARでは“検閲の空白地帯”として地図に存在しない。後述するL.I.G.H.Tの拠点がメルトダウンラインとリミナルブロックの間にある。

⑥ヘイローブリッジ(Halo Bridge)
アトラを南北に分ける巨大な高架道路兼通信管路。現実では崩落寸前だが、ARでは光輪のように輝く橋として再構築されている。シンス信仰連合がこの橋を“神へと至る道”と呼び、儀式を行う。交通はほぼ途絶えており、儀礼や通信ノードとして利用されている。シンスの拠点があり、後述する聖光秩序も拠点を構えている。

⑦ネオンサーキット(Neon Circuit)
かつての歓楽街。今ではハッカーと情報屋、電子芸術家たちの巣窟。
AR上では常に鮮やかな光と広告が流れるが、現実は暗い廃墟の迷路。
ミラージュの一部が活動。非合法のARアートや“幻覚拡張”が蔓延している。

⑧シーリングドック(Sealing Dock)
海沿いの封鎖区域。アトラの外界へ通じる唯一の港。長らく封鎖されており、AetherのARでは“存在しない海”として処理されている。実際には汚染と沈没の跡が広がる。ごく一部の人間が脱出を試みているという噂。リミナルズとミラージュの交差点。


##■ 敵性存在:〈Eclipse(イクリプス)〉

①概要
AETHER社が過去に行った遺伝子改変実験とナノマシン汚染の副産物。人間や動物の形を留めない「変異体」で、ARによってその存在は多くの市民から“不可視化”されている。彼らは徐々に都市の外縁を侵食しつつあるが、ほとんどの人々はその現実を知らない。
メルトダウンライン、リミナルブロック、ヘイローブリッジ、ネオンサーキット、シーリングドッグによく出没する。

②特徴
AETHER LINKを介して現実に“干渉”できるよう進化している。ARを切らなければ姿が見えず、攻撃も困難。AETHER社は「存在しない」と公的には発表している。しかし一般市民の間では“ノイズ幽霊”や“グリッチワーカー”と呼ばれ、恐れられている。

③分類(非公式)
α級 "ゴースト":小規模。通信ノイズ・視覚障害を伴う。単体で無害。
β級 "ブレーカー":現実構造を破壊する能力を持つ。攻撃的。
Ω級 "エコー":AETHER LINKと完全融合した存在。知性を保持している場合もある。非常に攻撃的。


##■ 討伐組織

①AETHER防衛局(AETHER Defense Bureau / ADB)
防衛局と略されることが多い。AETHER社直属の治安維持組織。表向きは“AR暴走の対処班”。実際にはイクリプスを秘密裏に駆除している。機動兵装を装着して戦う。フレームはARと神経を接続し、現実と仮想の両方を認識・干渉できる特殊装備。一部の隊員は“ARを完全に切ることができる”遺伝的適性者。
主な拠点はコアドメインにある。地上18階建て地下4階建てのビルがそうである。他にも駐在所などがコアドメイン、レイヤードシティーに点在している。

②L.I.G.H.T(Liminal Integrated Guerilla Hunting Taskforce)
ライトと読む。リミナルズとミラージュが共同で作った地下の自警組織。正式には存在しない非公認のイクリプス討伐部隊。AETHER社の干渉を受けないため、現実の視界で戦闘が可能。しかし技術も物資も乏しいため、常に死と隣り合わせ。イクリプスをただ“破壊”するのではなく、時には捕獲なども行い“記録”して真実を暴こうとしている。「We see what they hide.(奴らの隠すものを、俺たちは見る)」
主な拠点はメルトダウンラインとリミナルブロックの間にに存在している大きな廃工場を母屋とし、付近の廃棄された建物も合わせての拠点。修復しているとはいえ、あちこちボロボロで雨漏りくらいよくある。ただし、掃除担当が頑張っているため、生活スペースは見た目よりも綺麗である。

③VIGIL(ヴィジル)
AETHER社から半ば独立して活動する民間の自警団。かつての警察や自衛隊の残党が中心で、イクリプスの討伐や市民の保護を任務としている。ただし、ヴィジルは内部でも派閥化しており、「真実を隠すための戦い」か「人類を守るための戦い」かで理念が割れている。レイヤードシティに拠点が点在している。

④聖光秩序(Order of Halo)
イクリプスを“神の意志”と解釈する武装信徒団。戦闘よりも儀礼的な行為を重視する。“イクリプスは現実の浄化装置”と考え、接触を試みる者も。AETHER社からは危険思想団体として監視対象。ヘイローブリッジに主たる拠点があり、各地に小さい拠点が点在している。