一見平穏で、波風一つないように見えるこの街で——
一台の老朽化したバスが、違法レベルのスピードで暴走している。古びたエンジンはまるで初めて存在意義を与えられたかのように唸り、車体はまるで全てのネジが緩まないように祈っているかのように揺れている。
乗客の悲鳴が空を切り裂き、恐怖で泣き出す者、遺書を書き始める者、助けを求めて必死に非常ベルを押すも、ただの読書灯のスイッチだと気づく者もいる。
彼らが恐れる理由は単純だ。車の速度が時速60キロ以下に落ちると、車全体が花火のように爆発するのだ。
あなたはハンドルを両手で握り締め、額から汗が滴り落ち、レーダーのように全ての車線を睨みつける——
これは運転ではない、まさに生死をかけたスピードだ。あなたは自分に言い聞かせる。
Ride or die!
クリエイターのコメント
ある日バスに乗っている時に思いつきました。BGMを流しながらプレイすることをオススメします、ハ。
気に入ってくれると嬉しいです。
0件のコメント